RFPチェックサービス
こんなRFPはNG
「根底にある「業務」の要件を詳しく表現できていない資料」
例えば病気になった時に、医師に対して求めることは
「とにかく治して欲しい」
ということでしょう。
これは細かい病状がどう変わろうと揺らぐことの無い大元の要求です。
一方、最初から「薬が欲しい」「手術して欲しい」といった治療方法、
つまり「手段」の要求を的確に出せる患者はそうはいません。
また、「手段」を要求する方法は相手によっては非常に危険だという
ことも想像できると思います。
しかしシステムの世界では自分自身が「手段」に対する要求を行ってい
る事に気付きにくく、独自にあれこれと考えてしまいがちです。
具体的に言うと、発注者は近年注目されつつあるRFPを用いて
「手段」をメインとした要求を出してしまうケースが非常に多く、
同時に開発会社はそのRFPをもって安易に受注する流れが後を
絶ちません。
ある程度は要求の具体性を出すために「手段」の例示は有効です。
しかしこだわりすぎたり伝え方を間違えると、根底にある業務要件
の影が薄くなってしまうことに注意してください。
このような「手段」の部分にこだわりすぎているRFPは
「システム構成図・概要図」「機能一覧」「画面イメージ」など、
「それらしい図表」が幅を利かせている資料によく見られます。
逆に、開発会社から提出される「提案書」が同様な図表で占めら
れている場合も根底の業務要件を考慮していない場合が多く
要注意です。
IT化支援ラボはこのような落とし穴を未然に塞ぐため、契約前の
「RFP」や「提案書」、場合によっては「要件定義書」などについて
不足情報・表現の誤りなどのチェック(赤入れ)を行い、更に
「要確認事項」「要追記事項」のそれぞれをまとめてお渡しするサービスを提供致します。
少ない費用でリスクを減らし、最終的にはシステムの品質を高め
たい場合にお勧めできるサービスです。
自社で作成したRFPやその他資料の最終チェックについて是非ご相談下さい。